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【錆び観察レポート】プランタースタンドの観察日記をスタートします。

2025.05.01

鉄の素材感を活かしたプランタースタンドが、時間の経過とともにどのように表情を変えるのか…。
その経年変化を観察するため、東大阪の工場街にある弊社倉庫でしばらくの間、放置することにしました。
ゆっくりとエイジングしていく様子を月に1回程度、定期的に観察して報告致します。


まずは開梱から

初回となる今回は開梱時の状態をレポートします。
商品はビニール袋に横向きに梱包されていました。商品重量5.2キロで段ボールにぴったり収まっているので、出すときは横から引っ張り出した方がスムーズかもしれません。

鈍く輝くシルバーの本体

箱を開けてまず感じたのは、このプランタースタンドが持つ独特の存在感でした。

ボックス部分の鉄板には、製造過程でついた細かな傷や、溶接時の高温で生じた変色が見られ、それが無骨なインダストリアルテイストを醸し出しています。こういった雰囲気が好きな方には、たまらない魅力となりそうです。

脚部の底部、特に角2箇所には茶色い跡があり、試しに白い布で拭いてみると、わずかに赤みが移りました。これは、素材の特性上、初期の段階で発生した自然な錆です。時間の経過とともに、この錆もまた深い味わいとなり、スタンド全体の表情を豊かにしてくれることと思います。

クリックで拡大できます。

まとめ

開梱時から錆が見られたため、板金より、無垢の丸棒の方が錆びやすいと考えられます。これから梅雨や湿度が高い夏を迎えるにあたり、このプランタースタンドがどのように変化していくのか、定期的に観察するのが楽しみです。