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【錆び観察レポート】8か月目の状態

2026.03.24

鉄の素材感を活かしたプランタースタンドが、時間の経過とともにどのように表情を変えるのか…。
その経年変化を観察するため、東大阪の工場街にある弊社倉庫でしばらくの間、放置することにしました。
ゆっくりとエイジングしていく様子を月に1回程度、定期的に観察して報告致します。


見た目の錆びの変化は微増

開梱から8か月。 これまでの塩水噴霧実験で、錆びが少しずつ濃くなっていく様子は確認できていましたが、ここ最近は進行が緩やかになり、大きな変化が見られません。そこで、前回「グラデーション錆」を狙って、ペーパーウエスを巻き付けてから塩水をスプレーして、すぐに乾かないようにしていました。

結果は、元々あった錆びが少し濃くなった程度でした。触ってみると少しざらざらしていて、手には錆びの匂いと赤茶色の汚れがうっすらつきました。

さらに塩水をたっぷり吹きかけて様子をみます

「これでは終われない!」ということで、今回はさらに攻めてみました。前回までは遠慮がちにスプレーしていましたが、今回はペーパーウエスを貼り付けた上から、滴るほどたっぷりと塩水を噴霧。さらに、今まであまり錆びていなかった別の面にも、塩水をたっぷり染み込ませた黄色い布を被せて様子を見ることにしました。布の方が保水力があるので、より塩分が鉄の表面に留まる時間が長くなり腐食が進むはず…。次回の変化に期待がかかります。

まとめ

昔、お気に入りのスキレットを恐ろしいほど錆びさせてしまい、表面の錆びをとってから使ってましたが、何を作っても「錆の味」しかしなかった苦い経験があります。当時はあんなに錆を憎んでいたのに、今は鉄の「成長」を願う日々。そんな体験は、あとにも先にも今だけの珍しい時間かもしれません。

鉄の錆びるポテンシャルを信じて、またじっくりと待ってみようと思います。