に投稿 コメントを残す

【錆び観察レポート】10か月目の状態


鉄の素材感を活かしたプランタースタンドが、時間の経過とともにどのように表情を変えるのか…。
その経年変化を観察するため、東大阪の工場街にある弊社倉庫でしばらくの間、放置することにしました。
ゆっくりとエイジングしていく様子を月に1回程度、定期的に観察して報告致します。


対照的な二つの実験結果

開梱から10か月。今回は「水分の保持」に焦点を当てた、2つのアプローチの経過報告です。
1つ目は、これまで錆びを育ててきた面にペーパーウエスを貼り付け、たっぷりと塩水をスプレーして放置した結果。こちらはさらに腐食が進行し、錆び自体に力強い凹凸がつきました。まさに「立派な錆び」への成長を感じさせる質感です。また、他の箇所でも以前からの錆びがじわじわと色濃く、範囲を広げているのが確認できました。
2つ目は、新たな試みとして乾きにくい布を、まだ錆びのない面に貼り付けてみた結果。こちらは縁の部分だけ少し錆びが見られただけで、平面部分には期待したほどの変化は見られませんでした。

「理想のグラデーション」への壁

今のところ、目標としている「濃淡の美しいグラデーション錆び」にはほど遠く、どうしても斑点状のまだら模様になってしまっています。理想のグラデーションは、濃い錆びの成分が水分に溶け出し、重力に従ってゆっくりと流れることで生まれるもの。それには、雨風や直射日光といった「自然の力」が不可欠なのかもしれません。幸い、弊社の倉庫前は車の修理工場。常に鉄粉や溶剤の微粒子が舞っている、いわば「錆びの育成」には絶好の(?)環境です。今後は思い切って「完全な雨ざらし」にしてみて、その変化を追ってみたいと思います。

鉄と遊ぶ、贅沢な時間

現代の精製技術は、鉄から不純物を極限まで取り除くことを可能にしました。しかし、純度が高まった鉄は非常に反応性が高く、水や酸素に触れればすぐに錆びようとします。それを防いでいるのが、進化し続ける表面処理のコーティング技術です。

弊社のプランタースタンドも、薄いクリアコーティングが施されているため、最初は錆びにくい性質を持っています。ですが、一度そのバリアが破られれば、そこから一気に腐食が進んでいく——。鉄はもともと地球が生み出した産物。時を経て錆びていくのは、鉄が本来の「自然な状態」に戻ろうとする営みそのものなのかもしれません。そんな鉄の性質を愛で、対話しながら楽しむ実験は、まだまだ続きます。

に投稿 コメントを残す

ギャレーコンテナミドルが4台入荷しました

デッドストックならではの「味」

ギャレーコンテナ(ミドル/ラージ)は、航空機メーカーの関連倉庫で眠っていた、希少なデッドストック品です。長期保管されていた未使用品のため、梱包箱や本体に傷、シミ、汚れが見受けられる場合があります。しかし、それは長い年月を経てきた証。私たちは、それらもヴィンテージ特有の「味」であり、唯一無二の風合いであると考えています。

検品と品質について

出荷の際は、スタッフが一つ一つ開封し、検品を行っています。大きな破損がないことをしっかり確認した個体のみをお届けしますので、安心してご購入ください。

普遍的な機能美に宿る価値

本物の航空機仕様だからこそ実現した「軽さ」とプロの現場を支える「堅牢さ」。そして、一切の無駄を省いたスムーズな動作こそがこのコンテナの魅力です。
そのタフな作りは、DIYの工具入れやガレージのパーツボックス、キャンプギアや釣り道具の収納など、アクティブなシーンでこそ真価を発揮します。傷や汚れさえも自分だけの味として楽しみながら、ガシガシと使い倒して末永くご愛用ください。

に投稿 コメントを残す

失敗しない床選び!フローリングの種類と選び方について解説

家づくりやリノベーションで、部屋の印象を一番左右するのが「床」です。
「フローリングって種類がいっぱいあってわからない…」という方が多いのでは。
そこで今回は、フローリングの種類と当社で扱っている商品について、解説します。

フローリングの種類と特徴

フローリングは大きく分けて「無垢」と「複合」の2種類、さらに複合の中に3つのタイプがあります。

【無垢(むく)フローリング】

丸太から切り出した「1枚の板」。 木本来の香りと質感、調湿作用があるというメリットがある一方、 湿気で伸び縮みし、隙間や反りが出やすいというデメリットもある。

【複合フローリング 】

合板などの基材の上に、表面材を貼り合わせたもの。表面の種類でランクが変わります。

■ シートタイプ: 木目を印刷したシート。安価で柄の種類は豊富だが、質感は「プリント」感が出る。

■ 突き板(つきいた)タイプ: 木を0.2〜0.6mmほどに薄くスライスしたもの。本物の木だが、傷がつくと下の合板が見えてしまう。

■ 挽き板(ひきいた)タイプ:(★当店が自信を持っておすすめする床材です!)
2〜3mm程の厚い天然木を貼り合わせたもの。見た目は無垢そのものなのに、基材があるため反りにくく安定しています。無垢材の価格高騰や反りや割れ、気温による収縮などの問題への対策、また乾燥や接着技術の進化が進んだことにより、2000年代から挽き板が広まり始めました。「無垢の風合いは好きだけど、隙間が開いたりメンテナンスが大変なのは困る……」という現代の暮らしに、最もバランスの良い選択肢です。


豆知識:施工する場所の工法に合わせて選びましょう!
フローリングには、主に戸建て住宅で使われる「捨て貼り用」と、マンション用の「遮音・直貼り用」があり、それぞれ裏側の仕様が異なります。

❶捨て貼り用:根太の上に合板(下地)を敷いてから張る現代の戸建てで主流な工法です。フローリング材の裏には何も貼られておらず、釘やボンドで固定します。
❷遮音フローリング: 裏にクッション性のあるシートが貼ってあり、マンションなどの集合住宅で、階下への音を軽減するために用いられます。
❸直貼り(じかばり)フローリング: コンクリートの床に直接ボンドで貼るタイプ。裏にゴムシートが貼られており、主にマンションのフルリフォームや店舗などで使われます。

※LabLabの挽き板フローリングは、捨て貼り用ですが、お住まいの環境(マンション等)で遮音性能が必要な場合は、事前に施工業者様へご相談いただくのが安心です。

無垢シート突き板挽き板
木質感×
お手入れのしやすさ×
傷への強さ
寸法安定性×

当社の4種類のフローリングをご紹介

当社のフローリングは、表面に2mm以上の贅沢な「挽き板」を使用しています。 素足で歩いた時の温もりや、光の当たり方で変わる表情は、プリントや薄い突板では出せません。それでいて、温度変化に強く木の風合いを楽しめるのが、現代の暮らしにぴったりの理由です。

【タイプ別おすすめフローリング】

■ コスパ重視&自然な風合いを楽しみたい方へ
オーク複合フローリング BCDミックス125
特徴: あえて節や白太(色の薄い部分)をミックス。表面2mmの挽き板で、見た目は無垢そのもの。「本物の木がいいけど予算も抑えたい」という方に。少し細めの125mm幅が、お部屋を軽やかな印象にします。

■  ヴィンテージ・カフェ風の空間を作りたい方へ
オーク複合フローリング バンドソー モカ190
特徴: ノコギリの跡(バンドソー加工)を施した、渋いコーヒー色の床。 男前インテリアや、こだわりの店舗内装に。190mmのワイド幅が圧倒的な重厚感を生みます。

■  インダストリアルやラフな質感が好きな方へ
オーク複合フローリング バンドソー ガンストック190
特徴: 明るめの色味にノコ目のワイルドな加工。一枚ずつ異なる表情が魅力。「綺麗すぎる床はつまらない」という方へ。傷や汚れも味になる、タフでカッコいい空間に。

■  上品・モダンで、木の「素肌」を感じたい方へ
オーク複合フローリング インビジブル プレミアム190
特徴: まるで無塗装のようなマットな質感。節のない最高級ランクのオークを使用。 高級感のある北欧モダンやミニマルなインテリアに。圧倒的な清潔感と上質さを求める方に最適です。

BCDミックス125バンドソー
モカ190/
ガンストック190
インビジブル
プレミアム190
表面(挽き板)
の厚み
2mm3mm3mm

サイズ
厚12mm
幅125mm
長さ909mm
厚15mm
幅190mm
長さ1,820mm
厚14mm
幅190mm
長さ1,900mm
平米単価¥5,900¥13,360¥12,731
ケース単価¥9,380¥23,100¥27,500

まとめ

まずはサンプルで触れてみてくださいフローリング選びは、写真だけでなく実際に「触れてみる」ことが一番です。挽き板の厚みと温もりを、ぜひその手で確かめてみてください。

に投稿 コメントを残す

【錆び観察レポート】8か月目の状態


鉄の素材感を活かしたプランタースタンドが、時間の経過とともにどのように表情を変えるのか…。
その経年変化を観察するため、東大阪の工場街にある弊社倉庫でしばらくの間、放置することにしました。
ゆっくりとエイジングしていく様子を月に1回程度、定期的に観察して報告致します。


見た目の錆びの変化は微増

開梱から8か月。 これまでの塩水噴霧実験で、錆びが少しずつ濃くなっていく様子は確認できていましたが、ここ最近は進行が緩やかになり、大きな変化が見られません。そこで、前回「グラデーション錆」を狙って、ペーパーウエスを巻き付けてから塩水をスプレーして、すぐに乾かないようにしていました。

結果は、元々あった錆びが少し濃くなった程度でした。触ってみると少しざらざらしていて、手には錆びの匂いと赤茶色の汚れがうっすらつきました。

さらに塩水をたっぷり吹きかけて様子をみます

「これでは終われない!」ということで、今回はさらに攻めてみました。前回までは遠慮がちにスプレーしていましたが、今回はペーパーウエスを貼り付けた上から、滴るほどたっぷりと塩水を噴霧。さらに、今まであまり錆びていなかった別の面にも、塩水をたっぷり染み込ませた黄色い布を被せて様子を見ることにしました。布の方が保水力があるので、より塩分が鉄の表面に留まる時間が長くなり腐食が進むはず…。次回の変化に期待がかかります。

まとめ

昔、お気に入りのスキレットを恐ろしいほど錆びさせてしまい、表面の錆びをとってから使ってましたが、何を作っても「錆の味」しかしなかった苦い経験があります。当時はあんなに錆を憎んでいたのに、今は鉄の「成長」を願う日々。そんな体験は、あとにも先にも今だけの珍しい時間かもしれません。

鉄の錆びるポテンシャルを信じて、またじっくりと待ってみようと思います。

に投稿 コメントを残す

【錆び観察レポート】6か月目の状態


鉄の素材感を活かしたプランタースタンドが、時間の経過とともにどのように表情を変えるのか…。
その経年変化を観察するため、東大阪の工場街にある弊社倉庫でしばらくの間、放置することにしました。
ゆっくりとエイジングしていく様子を月に1回程度、定期的に観察して報告致します。


6か月目の状態

開梱から6か月が経過しました。何もせずただ放置しておくだけでは錆びの進行が緩やかで、見た目の変化をあまり感じられなかったため、2か月目に塩水を噴霧したことで、4か月目には錆びは劇的に変化しました。

4か月目の時点で、もう一度塩水を霧吹きで3回ほどかけておいたところ、今回の6か月目では錆びはさらに濃くなり広範囲に広がっていました。やはり塩水の威力は絶大ですね。

一方、塩水をかけていなかった部分はほとんど変化がありませんでした。この結果から、「錆びを育てる」ためには、水や塩分が必要であることが改めて証明されました。

塩水がかかった所だけ錆びが広がっている

理想の錆びを作りたい

このまま塩水を霧吹きでかけて少しずつ観察していっても、ただ濃くなって広がるだけで、私たちが目指す「理想の錆び」にはなかなかたどり着けないと判断しました。

理想の錆びは、右写真のように雨風にさらされて自然にできたグラデーションのある錆びです。全面を急速に錆びさせようと思えば、ハイターやサンポールなどの強力な薬剤を使うことも可能ですが、実験できるプランタースタンドは1台しかありません。そのため、どうやったら、どこまで錆びが進むかを検証するため、様々な手法で少しずつ試していきたいと考えています。

一部だけ錆びた鉄のイメージ
全面錆びた鉄のイメージ

グラデーション錆びへの挑戦

そこで今回は、これまでの霧吹き実験とはまた違った手法で錆びを発生させることにしました。スプレーで塩水をかけてもすぐに蒸発しないよう、ペーパーウエス(コストコのスコットショップタオル)を使用して集中的に水分を保持します。

この新たな塩水噴霧実験は、プランタースタンドのほとんど錆びが出ていなかった面に場所を移して行います。

目指すのは、塩水スプレーが一番かかっている角の部分が最も錆びが進行し、外側に向かってグラデーション状に薄くなっていく錆びです。これがうまく作れれば成功です。

ときどきチェックしながら理想の錆びに近づけていこうと思います。次回のブログで、この新しい試みが成功するかどうか、どうぞお楽しみに!

編集部:マエダ

左が塗布前、右が今回の実験

に投稿 コメントを残す

アルミライト ペンダント取り付け方を解説
~引っ掛けシーリングで誰でも簡単取付~

アルミライトシリーズの取り付け方

当社で取り扱っているアルミライトは、取り付け方法の違う2種類がございます。一つは電気工事士の資格が必要な「直結型」で天井の配線に器具を直接つなぎます。
アルミライトペンダント以外のすべてのアルミライト(例:アルミライトソケット、アルミライト自在ブラケット)がこの直結型です。


もう一つは資格なしで誰でも取り付けられる「引っ掛けシーリング型」です。このタイプに該当するのはアルミライトペンダントのみとなります。

引っ掛けシーリングが付いていればOK!

お使いの照明器具の取り付け口が引っ掛けシーリングであれば、アルミライト ペンダントは簡単に取り付けられます。引っ掛けシーリングは、メーカーや形状によって「ローゼット」と呼ばれることもありますが、役割は同じです。


ポイント💡 どの引っ掛けシーリングにも取り付け可能


引っ掛けシーリングは、形によって耐荷重が異なりますが、差込口の規格はすべて共通です。 アルミライト ペンダントは重量260gと軽量なため、どのタイプの引っ掛けシーリング(角型、丸型、ローゼットなど)にも、安全に取り付けが可能です。

引っ掛けシーリング以外の場合は?

天井の取り付け口が引っ掛けシーリングではない場合、以下の2つのタイプが考えられます。

1. 直付けタイプの場合

ダウンライトやブラケット照明のような直付けになっている照明をアルミライト ペンダントに交換したい場合は、電気工事が必要です。お近くの電気店や電気工事店に依頼し、上記の引っ掛けシーリングを取り付けてもらいましょう。

2.ダクトレールの場合

ライティングレールや配線ダクトとも呼ばれるダクトレールを使用している場合、アルミライト ペンダントをそのまま取り付けることはできませんが、「ダクトレール用変換プラグ(アダプタ)」を使えば取り付け可能です。こちらは電気工事士の資格はいらず、誰でも取り付けられます。

ダクトレール用変換プラグの取り付け手順

変換プラグを設置する手順は非常に簡単です。


❶ダクトレールの片側の突起を確認する

❷ダクトレール用プラグの凹みをダクトレールの突起に合わせる

❸挿し込んだらカチッと音が鳴るまで時計回り(または変換プラグの取説で指定された方向)に回す

❹ペンダントライトを取り付け、完了


アルミライト ペンダントで楽しむ自由な空間

軽量でシンプルなアルミライト ペンダントは、さまざまなアレンジが楽しめます。ダクトレールでスポットライトと組み合わせて多灯照明に。別売りのランプガードやランプシェードと合わせてオリジナルデザインに。トイレや廊下など、少し灯りが欲しい場所にも最適です。自由な発想で、アルミライト ペンダントのある空間をお楽しみください!

編集部:マエダ

に投稿 コメントを残す

【錆び観察レポート】4か月目の状態


鉄の素材感を活かしたプランタースタンドが、時間の経過とともにどのように表情を変えるのか…。
その経年変化を観察するため、東大阪の工場街にある弊社倉庫でしばらくの間、放置することにしました。
ゆっくりとエイジングしていく様子を月に1回程度、定期的に観察して報告致します。


錆びを育てる実験をしてみた

開梱から2か月目の時点で、梅雨を越したにも関わらず錆びの進行が緩やかだったため、あえて錆びを促進させるための実験を行いました。霧吹きを使って、プランタースタンドに2種類の水を噴霧し、その後の変化を観察しました。


噴霧した2種類の水
①雨を想定した水(水道水)
②海水を想定した水(水道水に3.5%の塩を混ぜたもの
)


2種類の水による変化を見るため、プランタースタンドの半分は何もしないままにしておき、プランターと脚部分含めて、全体の1/4部分に塩水をかけ、飛び散った塩水を拭き取ってから、別の1/4に水道水をかけ、この状態でしばらく放置しました。

2か月後に現れた変化

真夏の暑い時期に噴霧したため、水分がすぐに蒸発して変化はあまり期待できないかと思っていました。
ところが、1か月後から目に見えて錆びが浮いてくるのが確認できました。研磨して錆びを拭き取ることも出来そうでしたが、ここはあえて放置して錆びの進行をみることにしました。
そして2か月後、見事な錆びが発生していました。

クリックで拡大できます

塩分で進む「エイジング感」

塩水をかけた箇所には、写真のようにたくさんの錆びが集中して発生しています。一方、水道水をかけた箇所にもポツポツと錆びが見られました。

脚部でも同様に、塩水をかけたエリアで数か所の錆びが発生し茶色くなっており、水道水をかけたところはところどころ錆びが浮いてきている状態です。一方、何もかけていない箇所は、2か月前からほとんど変化が感じられませんでした。
この結果から、錆びの進行には「水」が不可欠であり、特に「塩分」が大きく影響することがわかります。

クリックで拡大できます

まとめ

今回の実験で、湿気の多い倉庫で梅雨と夏を越しても、水がかからなければ腐食の進行は非常にゆっくりであることが分かりました。

一方で、意図的に錆びを「育てたい」場合は、塩水をかけることでより早くエイジング感のあるかっこいい錆びを作ることができます。もちろん、何もしないでゆっくりと長い時間をかけて、自然な経年変化を楽しむのも良いでしょう。

本物の鉄でできたプランタースタンドだからこそ、時間の流れを操ってさまざまな錆びの表情を楽しむことができます。ぜひあなただけの「錆び育」に挑戦してみてください。

左が2か月前、右が現在
クリックで拡大できます
に投稿 コメントを残す

リベットフックをDIY初心者が取り付けてみました!

工具は100円ショップで揃う

「リベットフック」をDIY初心者の私(編集部:マエダ)が実際に取り付けてみました! 初めての作業でいくつか失敗もありましたが、その経験から分かった取り付け方のコツもご紹介します。今回の取り付けに使った工具は、すべて100円ショップで揃えました。

・ドライバー(ドリルビットを差し込むタイプ)
・φ3mmのドリルビット(ドリル刃)
・モンキーレンチ(220円)


合計440円で、手軽に準備できます。

取り付け手順

①下穴を開ける
まず、フックをつけたい場所にφ3mmのドリルビットで下穴を開けます。深さが分かりやすいように、ドリルビットに15mmの位置でマスキングテープで目印をつけておくと安心です。

②ハンガーボルトを差し込む
同梱のハンガーボルトに袋ナットを取り付け、開けた穴に挿し込みます。

③ねじ込む
モンキーレンチを使って袋ナットを時計回りに回し、ハンガーボルトをねじのギザギザ部分の形状が変わる位置(15mm)までねじ込みます。

④仕上げ
袋ナットを反時計回りに回して外し、リベットを取り付ければ完成です!

ちょっとした失敗談と成功のコツ

DIY初心者だった私ですが、いくつかの失敗から「どうすればうまくいくか」を学ぶことができました。

失敗
下穴のサイズ間違い:最初の失敗は、指定されたφ3mmではないドリルビットで下穴を開けてしまったこと。穴が小さすぎたせいで袋ナットに負荷がかかり、途中で袋ナットの先が破れてしまいました。
失敗
ネジが斜めに:ハンガーボルトをねじ込む際、垂直を保てず、フックが斜めに付いてしまいました。
失敗③
ねじ込み不足:ハンガーボルトの15mmの深さでねじ込んでいなかったようで、リベットをつけると根元に隙間ができてしまいました。

これらの経験から、以下の3つのコツが重要だと分かりました。

成功のコツ
①正しい下穴のサイズ:必ずφ3mmのドリルビットを使いましょう。
②垂直を意識する:下穴を開けるときも、ハンガーボルトをねじ込むときも、常に垂直になっているか確認してください。
③15mmの深さでねじ込む:ハンガーボルトのネジの形が変わる部分(約15mm)まで、きっちりとねじ込むことが大切です。気持ち深めにしてもいいかもしれません。


シンプルでありながら、アルミの質感が際立つリベットフック。位置決めに少し慎重になる必要はありますが、一度取り付けてしまえば、インテリアの素敵なアクセントになります。ぜひ皆さんも、DIYに挑戦してみてください!

編集部:マエダ

に投稿 コメントを残す

アルミライトに疑似塩水噴霧試験を行いました

腐食を促進させてみました

アルミ素材は表面に自然に形成される酸化被膜によって保護されており、通常は錆びにくい特性を持っています。しかし、製品が様々な状況下で使われることを想定し、あえて錆びを誘発させてその変化を検証してみました。

塩水噴霧試験は、海岸地域など塩害による腐食を確認するために用いられる代表的な腐食促進方法です。当社には本格的な装置はありませんが、海水と同じ濃度にした水をスプレーでかけ、簡易的な疑似塩水噴霧試験を行いました。

錆びの多様な表情

写真は塩水をスプレーでかけた後、1日放置し拭き取ってから約3年が経過したアルミライトです。

全体的にいぶし銀のような濃い灰色へと変化し、まだらな濃淡がついています。一部の箇所では白錆(しろさび)が浮き出ており、また内部の連結部品は鉄製のため、そこには赤錆(あかさび)が発生していました。
アルミは錆びにくいとはいえ、過酷な環境下ではこのように独特の表情を見せることが分かります。

新品のアルミライトは軽やかな質感と艶が魅力ですが、腐食が進んだ表情もまた趣(おもむき)があって引き込まれます。

錆びは「味」か「汚い」か?その境界線を探る

ヴィンテージ品には「味」があって魅力的に感じるものと、なんだか古ぼけて「汚い」と感じるものがありますよね。見る人によって感じ方は異なり、表裏一体で非常に微妙なものです。一体何がこの違いを分けるのか、考察してみました。

錆びが「味」となるのは、時間をかけて形成された独特の色合いと質感が唯一無二の表情となり、何らかのストーリーや歴史を感じさせる場合です。例えば、古い納屋の屋根や廃線となった鉄道のレールに付いた錆びは、その場所が歩んできた歴史を物語り、自然が作り出すアートとして感傷的な美しさを感じます。
一方、錆びが「汚い」と感じられるのは、放置されたことによる機能の低下や、不潔感と結びつく場合です。包丁や工具が錆びて切れ味が悪くなったり、自転車のチェーンが錆びて動かなくなったりすると、それは単なる劣化であり不快に感じられます。また、水回りのカビや汚れと一緒に発生した錆びなどは、多くの人にとって「汚い」と感じられる典型的な例と言えるでしょう。

まとめ:アルミライトの「味」と「気楽さ」

弊社のアルミライトは、時々乾拭きしていただければ、経年劣化は少なく綺麗な状態を保つことができます。しかし、たとえある程度放置されたとしても、数年で全体が錆びて劣化する可能性は低いと考えられます(使用する環境にもよります)。メンテナンスをあまり気にせず、もし錆びが出てもそれが「味」となって楽しめる、そんな気楽な商品として長くご愛用いただければ幸いです。

に投稿 コメントを残す

【錆び観察レポート】2か月目の状態


鉄の素材感を活かしたプランタースタンドが、時間の経過とともにどのように表情を変えるのか…。
その経年変化を観察するため、東大阪の工場街にある弊社倉庫でしばらくの間、放置することにしました。
ゆっくりとエイジングしていく様子を月に1回程度、定期的に観察して報告致します。


2か月目の商品の状態

開梱から2か月が経ち、梅雨から夏になりました。一見大きな変化はないように見えますが、注意深く観察すると、脚部の縦棒の錆びが少し濃くなっているのがわかります。前回の報告で「エイジングが先行している」と触れた脚部の変化が、やはり着実に進んでいるようです。

一方で、下のL字部分やボックス部分には、まだ目立った変化は見られません。湿気の多い梅雨を乗り越えたにもかかわらず、意外なほどゆっくりとした変化に驚いています。

「中炭素鉄」の錆び

ここで、前回のブログでも触れた「中炭素鉄」でできた脚部の錆び方について、参考になる比較をご紹介します。
弊社倉庫には脚部と同じ素材の素地のフラットバーがあり、作業時の定規代わりに使っています。屋外に放置されたわけではありませんが、約1年間の使用で写真のような見事な錆びが発生しました。独特のグラデーションは自然が描くアートのようで、私自身、見飽きることがありません。プランタースタンドには薄くクリアコーティングが施されているので、フラットバーよりは錆びの進行はゆっくりになると思われます。しかし、時間をかければプランタースタンドの脚部もこのように深みのある錆びへと変化していくことが予想できます。

まとめ

梅雨時期に倉庫に放置していたプランタースタンドですが、錆びの進行はまだゆっくりとしたペースです。じめじめとした暑い夏は続きますが、これまでの自然な変化に加えて、もう少し積極的に「育てる」試みをしてみようと思います。
次回は、より錆びを促すために、プランタースタンドに霧吹きで水をかけて経過を観察していく予定です。どのような変化が見られるのか、今から楽しみです。
引き続き、この「育てる」プランタースタンドの変貌にご期待ください!